みんなで作っていく図書館「co-ba library」（コーバライブラリー）が5月7日、渋谷に誕生した。コーバライブラリーでは、本は作家別でもジャンル別でも時系列でもなく、提供者別に並べられている。

本と通してコミュニケーションを取れる日本初のシェアライブラリー


コーバライブラリーでは、内装工事の資金調達をマイクロパトロンプラットホーム「CAMPFIRE」（キャンプファイヤー）で成し遂げた。3月19日に同サイト内で資金調達を開始すると、わずか12時間で目標金額の100万円を達成した。

また、内装工事の全工程は特設ページで24時間生中継され、ツイッターやフェイスブックで観覧者とのコミュニケーションを取った。

提供者別に与えられる一区画（My本棚）には、ツイッターアカウントやフェイスブックIDが記載されている


コーバライブラリー内には無線LANが飛んでいるので仕事や、プロジェクトの会議をすることもできる。また、本は提供者別に並んでいるため、本を介して提供者との交流も可能になる。My本棚を持つには、co-baもしくはco-ba library会員になる必要がある（月額1万円～）。1日利用の場合は2000円。

コーバライブラリーを運営するツクルバ（東京・渋谷）の代表取締役中村真広さん（27）は「本を通して人と人との出会いを生み出したいと思った。提供者別に本がラインナップされているので、本を通して自分の興味や趣味が合う人とコミュニケーションを取ることもできる」と話す。（オルタナS副編集長＝池田真隆）



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