日本財団CANPANプロジェクトとオルタナSが開催する「NPO大学」第2回目はゲストにNPO法人ReBit代表理事・藥師実芳さんを招いて開講しました。今回のテーマは「ダイバーシティ」です。*この記事は「青春基地」からの転載です。
img_8755
藥師実芳さん:
子ども、若者のLGBTの問題に取り組むNPO法人ReBit代表理事。自身が学生時代につくった団体をNPO法人化し会社員経験を経て、現在も活動を続けている。

小さな積み重ねで社会を変えていく。ReBitという名前に込められた思い。

今回の講座のゲストである藥師さんは早稲田大学商学部の出身。現在、自身が代表を務めるNPO法人ReBitという団体の紹介から講座は始まりました。
「ReBitという名前には社会を”little bit”を繰り返していくことで変えていけたらという思いが込められています」
NPO法人ReBitはLGBTの子ども若者に特化した事業を行い、NPO法人化して3年目の団体です。現在は全国にいる300名の大学生・社会人スタッフと活動を行っています。

NPO法人ReBitの事業は3つ。1つ目は学校でLGBTについて話す事業、2つ目はLGBT成人式、3つ目がLGBT就活です。

藥師さんは女性として生まれたものの、小さい時から違和感を覚えており、18歳のときに男性として生きる道を選択しました。それまでは明るい女の子を演じる一方で、誰にも相談できず1人悩んでいました。
「ありのままで生きていけない。そう感じている人にあなたのままでいいんだよ、ということを伝えたいと考えています。ReBitはそれをLGBTという切り口で行っています。」

■ダイバーシティって一体なに?

img_8749

講座のテーマであるダイバーシティ。最近よく耳にする言葉ですが、その意味を理解している人は少ないのではないでしょうか?
「違いって何だろう、と考えてみた時にカテゴライズされた違うではなくて、一人ひとりの考え方、価値観自体そもそも違うよねという話だと思うんです。マイノリティが生きやすい社会だけではなく、あなたが生きやすい、違いが生かされる社会だと考えるといいのではないでしょうか。私はこの考え方がとても良いなと思っています。」

LGBTについて考えるとき、考えなくてはならないのは性別の問題です。日常生活で性別を考えるとき、からだの性だけで考えてしまいますが実は私たちの性別は4つの性別の掛け合わせで構成されています。1つ目がからだの性、2つ目がこころの性、3つ目が好きになる性、4つ目が表現する性です。

この続きはこちら

NPO大学受講生記事一覧
リオ五輪でLGBT選手が過去最多だった理由
LGBT就活生が直面する3つの課題
市場規模約5.9兆円 LGBTの可能性
「人の数だけ性別がある」企業に求められるダイバーシティとは
知られていない900万人の存在
あなたの「あたりまえ」は正しいですか?~LGBTに学ぶ多様性の理解
LGBTの理解促進、教育改革から
LGBTの子ども7割がいじめに その解決策は
虹色の国日本へ 「あなたのままで生きていける」社会へ
「もうこの国にはいられない」からLGBTを考える
特集トップページに戻る