慶應義塾大学の学生らから構成される「あじさいプロジェクト」は11月4日、東京・芝浦でイベント「ふくむすび~福を繋げる一日~」を開く。イベントのコンセプトは、「福島のワクワクを発信する」こと。トークセッションのほか、福島のおにぎりや日本酒を楽しみながら福島の住民と語り合うコーナー、慶大生による福島県浜通り地区の写真展を予定している。イベントを通して来場者に福島県をより身近に感じてもらい、実際に足を運ぶきっかけづくりを目指す。(オルタナ編集部)
当イベントを主催するのは、慶應義塾大学公認学生団体S.A.L.のあじさいプロジェクト。彼らは「福島のワクワクを発信する」をコンセプトに、福島県・浜通り地方を拠点に活動し、2016年から十数回福島を訪問してきた。
彼らは何度も福島を訪問する過程で、「我々は『被災地』の福島に来ている訳ではなく、福島にいる、夢を語る人々に惹きつけられて来ていることに気づいた」という。
今回のイベントはそんな慶大生を惹きつけた人々を福島から呼び、来場者にも彼らの魅力に触れてもらおうという試みである。トークセッションでは田んぼアートで福島を盛り上げようと奮闘する市川英樹さんと、ワイン農家を営む高木亨さんが登壇する。
またご飯処の「ふくむすび」では、さらに5、6人ほど福島に住む人を呼び、福島のおにぎりやおかず、日本酒なども提供される予定だ。
「私達の周りの関東の若者にとって福島は、まだ『被災地』という印象が強いように思えます。その結果、この地域の純粋な魅力がそのレッテルの裏に隠れてしまっています。彼らのような魅力ある人々と触れることによって、『被災地』の軸とは少し違う、この地域の純粋な魅力を発信できれば幸いです」と同プロジェクトリーダーの山口さんは語る。
当イベントは田町駅から徒歩7分の、SHIBAURA HOUSEで行われる。温かい食事と共に人々の魅力に触れ、福島について想いを馳せる機会にしてみてはいかがだろうか。
「ふくむすび~福を繋げる一日~」
日時:2018/11/4(日)11:00-19:00
【サブブース】※時間内はご自由にご参加いただけます
写真展『ふくうつし』 11:00-19:00
カフェスタンド『プチふくむすび』 11:00-14:30(予約不要)
【メインブース】
トークセッション『ふくがたり』 14:30-16:00
福島ごはん処『ふくむすび』 16:30-19:00(予約必要)
入場料:トークセッション・写真展 無料
飲食企画『ふくむすび』はチケット購入制となります。
チケット分の飲食をお楽しみ頂けます。
場所:SHIBAURA HOUSE(東京都港区芝浦3-15-4)
交通アクセス:JR田町駅芝浦口より徒歩7分/都営三田線・浅草線三田駅A4出口より徒歩10分
主催:学生団体S.A.L.
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