6月30日、泰明小学校(東京都中央区)5年生の生徒らが、銀座の数寄屋橋公園で街ゆく人々にゴーヤの苗を配布した。これは、夏の節電対策の一貫として緑のカーテンづくりを呼びかけるもので、苗は生徒らが育てたものだ。15人ほどの小学生が参加した。

「がんばるぞ!」


ゴーヤの種はJ-WAVEの「Grow Green Project(グロー・グリーン・プロジェクト)」から提供されたものだ。当日は小雨が降っていたものの、街ゆく人々は足を止め、嬉しそうに苗を受け取っていった。



参加した生徒は「最初はなかなか受け取ってもらえなかったけれど、積極的に話しかけたら貰ってくれて嬉しかった。周りの人にも緑のカーテンに取り組んでほしいです」と語った。

泰明小学校では5年生63名が環境学習に取り組んでいる。これまで、ゴーヤの育苗や、地元企業への環境の取り組みの取材、環境省や日本工業大学の協力のもと、緑のカーテンの特別授業などが行われてきた。