SOOL(スール、東京・渋谷)主催のイベント「就活生のためのビブリオバトル」が8月30日に渋谷にて開催された。会場には就活生を中心とした大学生約20人が会場に来場した。

今回は二嶋俊秀さんが紹介した「カラフル」がチャンプ本に選ばれた。


ビブリオバトルとは年齢問わず誰もが楽しめる書評のゲームで、
1 面白い本を見つけて読んで来て集まる
2 順番に一人5分で紹介する(3分間のディスカッションつき)
3 どの本が一番良かったかを無記名で投票を行いチャンプ本を決める
といったシンプルなゲームである。

就活でビブリオバトルを勧める理由としては、ビブリオバトルに参加することで、発表者は自己分析、業界・企業分析、選考対策といった就活にすべてのことが自然に行われ、観覧者も、幅広い価値観や教養に触れ、視野が広がることから注目されている。

当日は、今年の10月に秋葉原で開催される、ビブリオバトル首都決戦2012の予選会も兼ねており、5人の発表者がビブリオバトル首都決戦2012の本戦出場をかけて挑んだ。

ビブリオバトル終了後、参加者同士のグループディスカッションではスール代表取締役である深澤祐馬氏をはじめとした、5名のゲストによるパネルディスカッションが開催された。

グループディスカッションでは、自分が紹介したい本を選んだきっかけや出会いといったエピソードや、本を読むことに対する目的について5人1グループで語り、パネルディスカッションでは、グループディスカッションの各グループの発表と、5名のゲストが本についての魅力について語った。

本は自分の悩みや自分の頭の中を整理していき、新たな発見や自分の表現方法を垣間見る自己表現のツールや、自分の考えや価値観からヒントを手に入れるきっかけになるといった本の魅力の話題で会場は盛りあがった。

本にも素晴らしいエピソードがあることはもちろん、ビブリオバトルの発表者も個性的な人たちが多く参加した。コミュニケーション能力を高め、自分を見つめ直すための自己分析の手段として就活にビブリオバトルをオススメしたい。(オルタナS特派員=髙橋一彰)


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