「尿漏れ・便漏れゼロの社会」を目指すトリプル・ダブリュー・ジャパン(東京・港)は、クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディフォー)」で、世界初となる排泄予知機能が付いたウェアラブル「DFree(ディフリー)」の開発費を募っている。同装置を、腹部に装着することで、超音波が体内の動きを検知し、尿意や便意のタイミングをスマートフォンで知ることができる。便通に悩む女性や、トイレへの移動が困難な車いす利用者や要介護者への必需品になりそうだ。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

アプリと連携し、「あと○○分で出ます」とお知らせ

アプリと連携し、「あと○○分で出ます」とお知らせ

ディフリーの使い方は、シンプル。ベルトなどを使って腹部に装着するだけ。超音波が体内の動きを分析し、スマートフォン上で、「現在、○○%溜まっています。○○分後にトイレの時間がきます」と、排泄のタイミングを知ることができる。トイレに行く周期が記録されるたびに、アナウンスするタイミングの正確性が向上する機能をデバイスに搭載する予定だ。

現在、日本では、約600万人が何らかの介護を受けている。加齢による機能低下が原因で、便が漏れてしまう人は、65歳以上で130万人以上といわれている。さらに、20~65歳でも300万人以上が、自分でコントロールできずに漏らしてしまう。

内蔵された超音波センサーで排尿、排便のタイミングを予測

内蔵された超音波センサーで排尿、排便のタイミングを予測

ディフリーは開発中で、クラウドファンディングで先行予約を受け付けている。締め切りは7月23日。プロジェクトの目標金額は1200万円だが、開始わずか4日で、127人から490万円が集まった。

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