今回のゲストのCSR48とは、CSRに関心のある女性が集まったグループ。当時シータス&ゼネラルプレスに勤めていた黒井理恵さんが2012年3月に呼びかけ、14人のメンバーが集まった。「CSRをもっと身近に」をミッションに、月1回の勉強会やイベントなどを行ってきた。

参加資格は、CSR業務にかかわっているか、社内でも社外でも個人でも、社会的課題の解決につながる活動をしているかなど複数あり、そのうち2つを満たしていれば入会できる。女性限定ではなく、女子の心を持っていれば性別は問わないという。立ち上がった2012年3月は、メンバー数15人だったが、今では4倍の60人を超える。

CSRの社内外への広報を考えあった=9月15日、港区立エコプラザで

CSRの社内外への広報を考えあった=9月15日、港区立エコプラザで

アイデアソンでは、CSR48のメンバーが各テーブルに加わり、「CSRを社内外に広げていくには」というテーマで話し合った。
各テーブルからは、「CSRの社内浸透がうまくいっている会社は、経営陣の理解がある」という意見が出た。CSRに興味を示さない経営陣には、IRでの効果など、数字で可視化して伝えていくことがカギとした。

社員に伝えるには、NPOと協働してイベントを企画し、楽しみながらCSRの大切さを学ぶという案やイーラーニングでCSRが本業にどのような影響を与えているのかを教えるなどの案が出た。

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