関東圏内の大学生らからなる国際協力カフェ運営事務局は10月29日、東京・中野区で「国際協力カフェ」を開く。当日は、ガーナのカカオ豆を使ったチョコレートづくりを体験できたり、途上国の料理を楽しみながら国際協力活動を行う当事者の話を聞くことができる。南米パラグアイのハーブ楽器「アルパ」の演奏会も実施する。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
このカフェのコンセプトは、「途上国の魅力を美味しく楽しくエシカルに」。店内では、アルコール注文1杯につき50円が、NPO/NGO団体への寄付となる。寄付先は購入者が選べる。
主催している3人の若者たちも国際協力・エシカルな分野で活躍している。一人目は、田才諒哉さん。田才さんは、国内大手のクラウドファンディングサービスREADYFOR(レディフォー)のキュレーターとして、200件以上のプロジェクトを担当してきた。国際教育支援NPO法人e-Education(イーエデュケーション)のメンバーとしてパラグアイ、青年海外協力隊としてザンビアで活動を行ってきた経験を持つ。
2人目は、越村麻里さん(慶應義塾大学文学部4年)。越村さんは、エシカル・ソーシャルグッドを広めるべくウェブメディアRAINY(レイニー)を立ち上げた。国際教育支援NPO法人e-Educationのメンバーとして国内広報を担当している。
3人目は、杉山佳菜さん(立教大学法学部4年)。杉山さんは、Burundi Japan Friendshipで、ブルンジのフェアトレード商品の販売を手掛けた。今年、ケニアのナイロビで開かれたTICAD VIサイドイベントにも参加してきた。
【国際協力カフェ】
日時:2016年10月29日(土)13:00~20:00
住所:東京都中野区大和町3-21-1 JR総武線高円寺駅北口より徒歩8分
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