2月27日 被災地支援ドキュメンタリー「手のなかの武器」が渋谷 UPLINK FACTORY にて、上映され会場は立ち見が出る程の、大盛況であった。
監督・撮影・編集の、ヨシモトリョウさんは大学卒業後、就職を辞退して約一年、被災地を取材して完成させた。主題歌として、キタオユカさんの「この空がひとつしかないのは」が、被災地へ明るい日がまた戻るよう思いが、歌に込められている。
上映後、トークショーで監督と、出演された学生ボランティアの松田春花(写真左)さんが登場。
監督は自分にとってカメラが、被災地の為の人を救う「武器」になると思い、映画タイトルに「武器」と言う言葉を、名付けたエピソードを披露した。松田さんは、計10回程ボランティアで、被災地に出向きこの映画を通して、一人でも多くの方がまずボランティアとして、活動して欲しいと語った。
今後、監督はこの作品を全国で上映出来る様幅広く活動していくとのこと。そして3月27日に、渋谷 UPLINK FACTORYにて再上映が、決定したことが発表された。東日本大震災から、まもなく一年被災地ボランティアの、在り方を考えさせられた作品だった。(オルタナS特派員野角高志)
映画「手の中の武器」公式ホームページ http://tenonakanobuki.com/