ノーウェアが展開するファッションブランドA BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)。同ブランドでは、東日本大震災の被災地支援のためにオリジナルTシャツを開発・販売し、その利益全額を災害復興義援金として日本赤十字社に寄付してきた。

「RESCUE and REBUILD」の第3弾Tシャツ(※画像はメンズ)


同社が昨年10月25日までに寄付してきた総額は、1635万3485円に上る。その後も同社では、ビースティボーイズの似顔絵イラスト入りのTシャツや、オリジナルデザインによる「RESCUE and REBUILD」の第3弾Tシャツなどを国内外の同店で販売するなど、被災者への支援を続けている。広報によると、「今後もTシャツなどを通じて義援金の寄付を続けていく予定」という。

震災から1年以上が経過し、マスメディアでの報道や現地ボランティアの人数は激減してしまった。しかし、東北の復興はむしろこれから。二重ローンを抱えて生活が苦しい被災者も少なくない。被災地に対する関心が冷めていく空気に抗し、通常のビジネスの中に無理なく支援が継続できる仕組みを導入する企業が増えることを期待したい。(今一生)


●A BATHING APE(R)  RESCUE and REBUILD
http://www.bape.com/rescueandrebuild