2012年2月にリリースされて以降、現在3万人のユーザーが使用している、行動を軸としたメディア「CauseWalker(コーズ・ウォーカー)」がこの度「Road+(ロード・プラス)」と名称を変え、大幅にアップデートされた。


「CauseWalker」は、ユーザーがアプリを起動し、歩くことでポイントを獲得、そのポイントで様々な寄付活動が行えるといったアプリである。(前回記事)
一方、アップデート後の「Road+」では、寄付以外に一定の距離を達成するとギフトがもらえるギフト機能が追加された。


ギフト機能とは、ユーザーが予め定められた距離(1km~)を達成するとECの商品券やカフェラテ等の商品が企業からご褒美として貰える機能だ。これにより、「歩くを楽しくする」という体験を多くのユーザーに届けることが可能になる。





ダイマーズラボ株式会社の代表取締役である長野英章(ながの ひであき)氏は、
「CauseWalkerを通じて、寄付という行為にインセンティブを感じるユーザーは限られており、もっと広い層を取り込む必要があると感じた。何かしらのエントリーを用意しないと、その層は永遠に入ってこない。
ギフトからスタートし、アプリ内でチャリティーやギフトイベント両方を楽しむしくみを提供し、幅広いユーザーに新しい体験を提供していきたい。」と語ってくれた。


また、行動するユーザーはウォーカーだけでなく、ランナーもいる。特定のアクションの名前を入れてしまうと行動を狭めてしまう可能性があるので、『あなたが歩いた道が何かしらのプラスになる』という意味を込めてRoad+にサービス名を変更したのだという。


現在用意されているギフトは、超話題の月額定額で映画やドラマが見放題のサービスの1ヶ月無料視聴券や、多くの有名アパレルブランドと提携している大手の会員制ファミリーセールのサイトのギフト券、実際のカフェで使用できるコーヒーやデザートのクーポン等、ギフトの内容も充実してきている。
今後はコンビニやスーパーをはじめとする実店舗で実際の商品と交換できるようギフトの幅を広げていく。


更に今後は、移動することでポイントやバッジが貰えるゲミフィケーション機能、友人同士のランキング機能、グループ機能、イベント機能などの追加も予定しており、アプリとユーザーの一対一の関係だけ終始するのではなく、ソーシャルグラフ上の友人を巻き込み、継続的に楽しむことのできる構造にしていくという。


「今後は、普段している通勤、ランニング、ウォーキングに加え、自転車や自動車にも対象を広げていく。
今後Road+を通して500万人に対して、移動という行動をより楽しく、豊かにする体験を提供し、行動を軸としたO2Oのプラットフォームを目指し、スピード感を持って挑戦していきたい。」と意気込みを語ってくれた。


今後も便利なアップデートが期待されるRoad+から目が離せない。(オルタナS特派員=内藤聡)


ダウンロード:http://itunes.apple.com/jp/app/road+/id500542658?mt=8
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