エシカルバッグブランドのFUMIKODA(目黒区青葉台、代表取締役 幸田 フミ)は4日、全国の20歳以上の男女956人を対象に、「エシカルファッションとSDGs」に関する意識調査を実施した。その結果、「エシカル」や「サステナブル」などの認知度は20%程度に留まった。一方で、約70%が多少割高でも環境に配慮した商品であれば購入すると回答した。(オルタナ編集部=多田野 豪)

エシカルファッションにおけるキーワードともいえる、「エシカル」、「スローファッション」、「サステナブル」、「プラスチックフリー」、「リユース」の意味をそれぞれ知っているかという質問では、「リユース」(65.2%)に対し、「エシカル」(18.0%)や「スローファッション」(20.4%)、「サステナブル」(21.0%)の認知度が低かった。

普段ファッションアイテムを購入する際、「エシカル」な商品かどうかを意識して選んでいるかという質問では、49.5%が「あまり意識していない」と回答したが、1.8%が「エシカルな商品(ブランド)でなければ買わない」、17.3%が「できるだけエシカルな商品(ブランド)を買う」、31.5%が「どちらか迷ったらエシカルな商品(ブランド)を選ぶ」と回答し、50.6%がエシカルなものを選ぶ傾向にあると分かった。

また、エシカルであれば、そうでないものより多少高くても購入するかという質問には、「10%程度であれば購入する」という回答が最も多く、64.4%にも上った。その他、31.5%が「通常より少しでも高ければ購入しない」、4.1%が「2倍でも購入する」と回答し、多少のプライスアップでも環境に配慮した商品であれば、購入する意思のある人が68.5%もいると分かった。




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