24日、池袋のアムラックストヨタで、トヨタの東日本大震災復興支援プロジェクト「ココロハコブプロジェクト」のキックオフイベントが行われた。プロジェクトのひとつ、被災地に本を届けるプロジェクト「Hon for Japan」の一環として、被災地での絵本朗読ボランティアを選ぶオーディションが行われた。首都圏の大学放送系サークルを束ねる団体MBA(Mimizuku Broadcasting Association)から、朗読希望者が参加した。

法政大学、大妻女子大学、白百合女子大学、聖心女子大学、上智大学の放送サークルから7人が被災地での絵本朗読ボランティアに参加表明をし、オーディションに臨んだ。それぞれが被災地で読みたいと思う絵本を選び、朗読を行った。

オーディションに参加した山崎里恵さん(大妻女子大学2年)は「震災に対して募金ぐらいしかできないとやるせなさを感じていた。しかし、今回の募集を見て自分の好きな朗読で力になれればと思い、参加した」と動機を語った。

山崎里恵さん(大妻女子大学2年)


7人のうち、オーディションに合格した3人は、8月21日に気仙沼で朗読ボランティアを行う。「ココロハコブプロジェクト」では、この他にも著名人らによるチャリティーオークションや、被災地の小学生への特別授業などを行う。