グリーンバード代表の横尾さんは、「関心が高い層は2割、関係無いと思っている層が2割、機会があれば参加したいと思っている層が6割いる」と話す。団体の活動を始めて10年、社会貢献情報が伝わっていないのではなく、「すでに伝わっている」と観る。伝わっているが、1歩踏み出す何かが足りていないと考えている。

そのため、同団体では、「かっこいい」「かわいい」というイメージを大切にしているという。イケている人たちを各地区のリーダーとして任命したり、「朝合コン」という伝え方もすることがある。

反響呼んだギャップのある伝え方

ファッションブランド「チチカカ」の亀田さんは、「ギャップを感じさせる伝え方で大きな反響を頂いた」と話す。フェアトレードやエシカルファッションの持つイメージは、「おとなしい」「やさしい」などの、「ゆるふわ系」とされる。

「ゆるふわ系」とはま逆の、あるギャル系ファション誌の有名読者モデルのブログで紹介してもらえたときに、多くのお客さんが訪れたという。

エシカルは若者とコミュニケーションが取りやすい

1 2 3 4 5