また、早朝に約560mの「まつやまマイロード」活動区間でそろいのユニフォームを着て清掃美化活動を行っている。この活動の実績が認められ、2007年に活動区間の市道に道路の里親として佐川印刷のネーム標識が設置された。
ここまでは多くの企業でも採用されている環境保護活動だが、佐川印刷では「小さなことでもみんなで活動すれば大きなパワーになる!」をモットーに、みんなで楽しく続けられるユニークな取り組みを実践している。
絵も読み札もみんなで作ったオリジナルの「エコかるた」を使ってイベントの際に子どもと一緒に遊んだり、環境保護印刷のシンボルマーク「クリオネ」のおりかた動画をYoutubeで配信して次代を担う子どもに環境への関心を遊びながら高める工夫をしている。
年に数回、県内の環境イベントに出展して自社の環境への取り組みを説明する際に、印刷工程で出た余り紙で作ったメモ帳を配布し、今年の「愛媛の3R企業展」の出展では『クリオネぬりえ』のスペースを設けた。
同社ではこうした活動を「eco活」と称し、「ecoキャッツ」というゆるキャラのアカウントでtwitterから活動状況を発信している。
また、こうした活動の結果、「私の家では子どもたちが『地球のためにOFF』シールを家のスイッチに貼ってくれた」「部屋に入り込む直射日光を遮るため、窓の外側にすだれをかけています」など、私生活でもエコ活動に親しむ社員が増えてきたという。(今一生)
●eco活