「東日本大震災の被災地に夢のあるクリスマスを」―そんな思いをこめ、NPO法人「遠野まごころネット」(岩手県・遠野市)は昨年から「サンタが100人やってきた!プロジェクト」を始めた。

ボランティアがサンタクロースに扮して被災地でクリスマスプレゼントを配る。今年は12月22日から24日までの3日間、大きな被害を受けた岩手県大槌町や陸前高田市などで行われる。イベントを主催する同法人の関西事務所(大阪市淀川区)の下間都代子さんにボランティアの魅力とイベントにかける思い、被災地の現状について聞いた。(オルタナS関西支局特派員=別宮薫)


昨年の様子

――プロジェクトが始まったきっかけを教えてください。

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