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「子どもによる、子どものための」国際協力団体として、インド・フィリピン・モンゴルなどでの支援を行うフリー・ザ・チルドレン・ジャパン(東京・世田谷)。2月9日、同団体の中学・高校生メンバーが行う「チョコレートプロジェクト2013」として、インドに学校建設をするためのチョコの販売を表参道のユニオンチャーチで行う。昨年は2500個の売り上げを達成したが今年は4000個を売ることを目標にしている。(6個入り・450円)

「チョコレートプロジェクト」中学・高校生メンバー


同プロジェクトでは、国際協力の輪を広げるべく「チョコレートで国際協力」を合言葉にチョコレートを販売中だ。約20名の中学・高校生メンバーたちがプロジェクトの企画から、パッケージデザインの考案、パッキング作業、販売まで幅広い活動を行っている。

パッケージ作業中


今年、支援対象とするインドは、児童労働者数が世界で最も多く、親の借金のために働かされる子どもも少なくないという。義務教育は6~14 歳まで(授業料は無償)だが、学校施設や教員の不足などによって、義務教育年齢の子どもの40%は中等教育に進む前に退学しているという現状がある。同団体ではインド北西のラジャスタン州にあるウダイプールとラジャスマンド地区を支援している。学校を1棟建てるための費用は約120万円で、チョコレートの利益はこの学校建設のためにあてられる。

シャンティチョコ 400円(6個入)


チョコレートは菓子メーカーの千鳥屋から提供されたもので、商品名は「シャンティチョコ」。(6個入り・400円)「シャンティ」とはインドの言葉で「平和」を意味する。インドの全ての子どもたちが学校に行ける世界になってほしい、という願いを込めてつけられたという。子どもたちが子どもたちへの支援を行う同プロジェクト、ぜひ同世代の人たちにも知ってほしい。(オルタナS特派員=猪鹿倉陽子)

■「シャンティチョコ」販売会
日時:2月9日(土)昼~15時
場所:東京ユニオンチャーチ(東京都渋谷区神宮前5-7-7)
価格:6個入り 400円
オンライン販売はこちら http://ftcj.ocnk.net/product/75


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