ーー「Rentez Vous」を始めたきっかけを教えてください。
F:一時期、シンガポールに短期留学していたの。フランスからシンガポールに移り住む際、必要最低限の荷物しか持っていかなかったの。でも留学先でパーティがあったり、いい男に出会ったりすると「お洒落したーい!」ってなるじゃない?
そのとき、偶然にもフラットメイトだった女の子がほんとオシャレだったのよ!だから、単純に「今日は、パーティだからこのドレス貸して?」と聞いてみたら快諾してくれて。「あ!あの男に会うんでしょ?このスカートはいていきなよ!」みたいな感じで。
留学を終えて、フランスに戻ってからもシンガポールでの経験もとても楽しかったので、自然とフランスで自分の友人を中心に服の交換会みたいなことを始め出したの。そして、その輪が徐々に広がっていって気付いたらパリではひとつのムーブメントみたいになっていたのよ!
そして、これは楽しいし社会の役に立っていると確信を持てたので、パリだけではなくロンドンでも!と思い、今はロンドンで活動中なの。
ーー将来のプランはどう考えていますか?
F:もっともっと「Rentez Vous」を世界各地に広げていきたいね。簡単にコピーもできるし、TEDxのように自然発生的に広がってもらえると最高ね。
そして、「ファッションにはストーリーがあり、一つひとつに違った価値がある」という価値をシェアし、もっともっと服を好きになってほしい。
そういう価値を、服を通してシェアすることで、もっともっと素敵な人のつながりのあるコミュニティが生まれると思う。機能的な世界よりも、もっともっと情熱的なコミュニティを生み出していきたいわ。