——ソラボでは、「世代間交流」をテーマに企業やNPOなど、異なる分野の人を集めてのワークショップなどを展開しています。まさに、CSVを実践しているように見えます。

鈴木:企業が地域のリーダーになるようにサポートしています。社会貢献活動を持続可能にしていくために、ここで稼げるCSRの概念を作りたいと思っています。

——ワークショップには社会人だけでなく、学生も参加しています。

鈴木:学生もウェルカムです。社会に関心を持つ人を増やしたいのです。ここでは、社会人・学生などの肩書きは関係ないです。イベント運営のお手伝いだけでなく、学生にも企画作りから参画してほしく、若者のセンスで企業とのイベントを考えてほしいですね。



——学生と企業のイベントでは、「自社の強みを生かして、社会課題を解決せよ」というテーマがよく見受けられます。あるイベントで、学生が、「まるで企業の回し者ではないか!」と、訴えているのが印象的でした。いきなり方法を限定されてしまうと、学生の創造性が発揮されない気がします。

鈴木:私たちの企画するイベントでも、企業の商品PRとして終わるのではなく、理念を浸透させることを目指しています。なので、理念からアウトプットされる方法を考えるので、比較的自由に考えることができると思います。

しかし、現実には、企業の協賛を得るためには、協賛して頂く企業のメリットも考えなければいけないので、自由すぎてもいけません。この葛藤とは戦っています。

——そのような葛藤に悩み、ビジネス面でも成長していくと思います。

鈴木:そうですね。ビジネスはもちろん、企業を知ることにもなります。今は、企業説明会やインターンなどでしか、学生と企業の接点はありません。この状況を変えていけたらと思います。学生の頃から多くの社会人と話すことで、世の中を知っていけます。そして、企業も学生の考えに触れ、若者の感覚を知ることができます。

究極、コミュニティー活動は対個人の関係

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