栃木県宇都宮市のベンチャー企業「エネルギー応用技術研究所」(宇都宮市幸町、菅野富男社長)が、大型蓄電池から複数の電気自動車に同時に短時間で充電する「電力貯蔵式急速充電システム」で、国際特許を取得した。
このシステムは、1600キロワット時~2400キロワット時の大容量貯蔵用電池から各車両に備え付けた急速充電制御部に電気を一気に送り、電気自動車への充電を同時かつ短時間に行うというもの。普通乗用車なら同時に100台以上を5分以内で充電でき、注目が集まっている。
電気自動車の開発が進む中、このような充電システムが広がればより一層普及が進むだろう。(オルタナS副編集長 高橋遼)
■参考URL
下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110610/538253
写真:株式会社エネルギー応用技術研究所ホームページより