東京スマートドライバーは5月5日、銀座柳まつりの「交通安全 銀座ゴールデンパレード」に参加する形で、100万人を褒める「ホメパレード」を行う。悪い運転を叱るのではなく、他人をほめることで心のゆとりを生み出そうという発想だ。

ホメることで、スマートドライバーを増やす

シンボルであるピンクのチェッカーフラッグを横断幕に掲げ、お揃いのTシャツを着て西銀座通りを練り歩く。このTシャツは「シートベルトの付けこなし、センスある?!」「そのウィンカーの出し方がすばらしい!」などスマートな運転のホメ言葉が書かれた特別のホメT。全10種類あり500人に無料配布される。

参加者にはTシャツを着た姿をSNSで発信してもらい、パレードとネットとの双方からメッセージを広げていく。

東京スマートドライバーは、コミュニケーションで首都高速の交通事故を減らすプロジェクトである。無意識の思いやりがある人を「スマートドライバー」と名付け、ポジティブな方向からの交通安全を呼び掛ける。「渋滞に巻き込まれても前向きになれる音楽ベスト10」の集計や、「ジェントルトラック企画」などユニークなものを提案する。

交通事故の再多発時期は12月~2月だが、交通量の多いGW中にも事故は起きる。昨年はGW期間中(4/27~5/6)に110人が日本全国で亡くなっている。