就農支援などを行うアグリイノベーション大学校は8月9日、青山学院大学でシンポジウムを行う。無添加タバコを製造するサンタフェナチュラルタバコのマイク・リトル社長や、有機作物の企画開発や卸販売を行うエフティーピーエス代表の徳江倫明氏らを招き、有機農業の未来を探る。農業を志す人を対象に、学びの場を提供する目的だ。(オルタナS編集部=佐藤 理来)

日本で有機農業を進めるためには何が必要なのか

日本で有機農業を進めるためには何が必要なのか

本シンポジウムは、無添加タバコのサンタフェナチュラルタバコジャパンが取り組む「SHARE THE LOVE for JAPAN」の一環。同社はCSR活動として有機農業支援に力を入れる。

基調講演では、米国サンタフェナチュラルタバコのマイク・リトル社長が登壇し、自社事例を交えながら、米国での有機農業の広がりを解説する。パネルディスカッションの部では、有機農業の第一人者が登場。徳江氏のほか、耕作放棄地再生に取り組むマイファームの西辻一真代表や、「有機のがっこう土佐自然塾」の山下一穂氏、大分県に移住し有機農業に挑戦する村田光貴氏が有機農業の今後目指すべき姿を討論する。

シンポジウム当日は、青山ファーマーズマーケットでの野菜販売も行う。5組の農家が出店するが、皆アグリイノベーション大学校が支援している新規就農者たちだ。販売以外にも、来場者との座談会トークセッションも予定。

10時30分から始まるシンポジウムの参加費は無料。現役農家や就農希望者だけでなく、有機農業に関心のある人ならだれでも参加可能だ。

◆有機農業の今を知る、未来を語る 交流イベントin青山 https://sharethelove.jp/report/1510/
◆申し込みは⇒ https://agri-innovation.jp/STLforum/

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