鹿児島県の沖永良部島。鹿児島といっても、沖縄の方が断然近い、奄美よりも南にある島だ。ここは、南の島にしては珍しく、観光業ではなく農業を主産業としている。主な産品は花だ。小さな島に、百合や菊など色とりどりのお花の畑が広がる。

NICEという国際NGOのワークキャンプでは、この島での住み込みの農業体験を募集している。私は大学3年の春休み、お彼岸前でここの菊農家が最も忙しい時期に3週間住み込みでお手伝いをさせてもらった。

ステイ先の家族との交流、島に流れる時間、休みの日に見た美しい景色。この島での経験は、私の人生観に大きな影響を与えている。農家さんは人手が足りないときに期間限定で外の若者に手伝ってもらえ、若者はかけがえのない経験と第二の故郷ができる。この島の家族との絆はこれからも続く。



まさにWin-winなプログラムである。(オルタナS岡山特派員 熱田尚子)


◆この地域のおすすめポイント
1.観光地化されていない島での生活
2.住み込みで得られる絆
3.島時間で農業

◆詳細はこちらから!
国際NGO NICE
http://www.nice1.gr.jp/agriculture/