発表したプランは、ニートやひきこもりを中山間地域に派遣し、雇用を生み出すものだ。地方では高齢化が進み、草むしりや雪かき作業が体力的に負担になっていた背景がある。

米倉教授

チームリーダーの大山重敏さん(いわき自立生活センター)は、「全国から異なる分野で活動する人が集まってくるのでまとめるのに苦労した」と話す。「自分たちの活動だけでなく、様々なセクターとの関係性も含めて俯瞰しながら考えていくことを学んだ」。

若手リーダーたちと2泊3日を共に過した米倉誠一郎教授は、「NPOだから薄給はしょうがないという状況を変えていかなければいけない。社会的課題を民間の力で解決するNPOこそ、持続していかなければいけない。NPO組織を強くしていくことは21世紀の大事なミッションの一つである」と話した。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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企業OBが社食を作る案が最優秀賞に、NPO宿泊型研修会にて


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