同基金は日本財団(東京・港)内に設置され、ソーシャル・インベストメント・パートナーズと日本財団が共同で運営する。支援対象は、株式会社だけでなく非営利組織も含む。資金だけでなく、ビジネスセクターの知見、経営管理のノウハウなども提供する。

ソーシャル・インベストメント・パートナーズの白石智哉代表理事は、「経営資源面で悩んでいる社会的事業は多く存在する。社会的インパクトを与える団体の持続的成長を後押ししていきたい」と話す。

同基金は、平均3,000万円程度の資金拠出に加え、事業・財務戦略、マーケティング・広報、内部管理・ガバナンス体制などにかかる助言・支援とともに、事業の社会的価値の観点からのパフォーマンス評価も行う。

支援は複数年に亘り、戦略コンサルティング、法律事務所、PRコンサルティングなどのパートナー企業とも連携し、支援先の継続的な成長を支援する方針だ。(オルタナS副編集長=池田真隆)


ソーシャル・インベストメント・パートナーズ

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