オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。
衛生課題や感染症を自社製品で解決する
持続可能な世界を目指して、2015年からSDGs(持続可能な開発目標)が提唱されています。これに対し、各企業や、国・自治体も賛同し、SDGsバッジを付ける人も増えてきています。
しかし「日暮れて、道遠し」の諺にもあるように、これからの地球温暖化や環境問題、資源の問題を考えれば、さらに行動を加速して、問題の解決に当たっていかなければなりません。
サラヤは近年、2006年からのボルネオの生物多様性の保護、2010年からは「ウガンダ100万人の手洗い」などのプロジェクトを通して、持続可能性を目指すグローバルな諸問題と向き合ってきました。
2015年の9月に国連でSDGsが採択され、「持続可能な開発」に向けて世界が方向感を揃えました。それぞれの企業が各々で行っていた活動を、SDGsとしてグローバルな目標にすり合わせ、ベクトルを揃えることで、過去よりも効率よく、持続可能な開発につなげることが可能になったと思います。
しかし現実を見ると、地球温暖化はますます進行し、世界各地では山火事や台風、大雨が頻発し、また生物多様性の喪失が加速していることも事実で、これらについて、さらなる対応が必要です。ひとつの企業で大きなことはできませんが、難しく考えず、まず行動することから始めたいと思います。
…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。