オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。
起業から上場まで、地域の若手と伴走
一般社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクトは、レオス・キャピタルワークスの藤野英人氏、カヤックの柳澤大輔氏らと私が、令和元年8月に立ち上げた新しい組織です。地方創生に果敢にチャレンジする地域起業家の発掘、育成、発表、起業を トータルサポートします。
現在、千葉県銚子市、静岡県伊豆地区、長野県小諸市、同飯綱町、石川県輪島市、大阪府四條畷市、熊本市、静岡県鎌倉市の8拠点で活動。自治体や商工会議所、地域団体と組んで、事業モデルの構築を目指すセミナーも開催しています。地元高校と連携して、高校生のビジネスアイデアを発表している地域もあります。
私は前職で10年ほど社会起業家を表彰・支援する事業に関わってきました。全国の社会起業家を支援するために地方に足を運ぶことが多く、地方のポテンシャルを目の当たりにしてきました。
地方には素晴らしい自然景観や、歴史的建造物など日本遺産となるような場所が多く、都会より地方のほうがマーケットとしては可能性があると断言できます。
私は「地域おこし協力隊」や各省庁のサポートの活用を、地域起業家に伝えています。ただ、補助金は活動資金ではなく「投資」であることを忘れてはなりません。
この投資資金をうまく運用してしっかり稼ぎ、これこそが事業の醍醐味だと感じてもらい、納税して投資分は還元するという地域起業家の経営者マインドを醸成するようにしています。
…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。