no.19 SPI　 若者を派遣し、離島や過疎地を活性化――エクスブリッジ

沖縄県浦添市に拠点を置くNPO「エクスブリッジ」は、離島や過疎地域の活性化のため、地域づくりや産業創出のサポート、復興支援インターンシップなどの事業を行っている。沖縄で活動する学生コミュニティサロン「Spot!」も立ち上げた。

琉球大学生の新嘉喜りんさんと、渥美明夏さんは、沖縄本島の東の沖合約5kmにある離島の久高島で、島の未来づくりのプロジェクトに参加している。「久高島パートナー制度」というウェブサイト上でのゆるやかなコミュニティづくりと、定期的に「久高に集う日」というイベントを開催している。インターン生の活躍により島に明るい兆しが生まれつつあるという。

同団体の深田友樹英さん（事業統括ディレクター）は、「地域の当事者と共に様々な主体、若者、コミュニティのつながりをデザインし、地域課題を解決していくことが私たちのミッションです。現場での活動をベースにソーシャルメディアも活用しながら、沖縄が変わり、世界が変わる先進的な社会課題解決と地域創造のモデルづくりを目指しています」とビジョンを語る。

同団体では、インターンを募集している。深田さんは、「地域の課題に対する問題意識と謙虚さ、誠実さ、素直さをインターン生に求めている。スキルよりも仕事や地域、課題に対する姿勢が大切」という。このほか、「久高に集う日」への参加や、南城市の「なんじょう市民大学」の運営ボランティアなども募集している。（オルタナＳ編集長　猪鹿倉陽子）

◆採用情報

※2週間～3週間程度で様々なプログラムを用意しています。