地方と東京を結ぶ「六本木農園」(東京・港)は、「東京晩さん会」を開催している。東京晩さん会とは、「地域の食・文化の発信」と「地域と都市の交流」を図る立食イベントだ。第4回を迎えるは「三重県鳥羽市相差町」をテーマ地域に上げ、11月19日に開催する。



相差町は古くから海女と漁師の町として栄えてきた。国内で最も海女がいる三重県。その中でも一番多い約150人の海女がこの町で暮らしている。

「東京晩さん会 三重県鳥羽市相差町編」では、相差町の海女が六本木農園に来て、海女小屋が再現される。そこでサザエ・干物・あらめ(海藻)・ひじき・あさりなどの海の幸がふるまわれる。


(c)Kenji Yosida

特別企画として銅版画家・吉田賢治作品展も行われる。吉田賢治さんは神秘的かつ力強い海女の姿を20年以上描き続けている。繊細な線と豊かな青色のグラデーションが特徴だ。

このイベントは相差町(三重・鳥羽)に行かなければ触れることのできない海女文化を体験できる。「三重ってどこだっけ」という人だけでなく三重県出身者にとっても、伝統を繋いできた海女さんとの交流は貴重な経験となるだろう。(オルタナS 特派員 栗原里奈)

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【日程】2011年11月19日(土)18:00~21:30(OPEN 17:30~/ドリンクL.O. 21:00)
【場所】六本木農園(東京都港区六本木6-6-15)
【参加費】3500円(フード,1ドリンク付き)
【申込先】
参加者名(複数人で参加する場合代表者名のみ)・参加人数・イベント情報をどこで知ったか・出身地・出身地の自慢(好きな)料理を記載の上、メールで申し込み。
申込先メールアドレス ws@roppongi-nouen.jp
【問い合わせ先】03-3405-0684
【参考URL】http://www.roppongi-nouen.jp/event/archives/2011/11/19143528.html

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