「各国が危機的な状況にある今、なぜ他国の援助を続けるべきか」という問いなどについて話し合われる会議「テッド・エックス・トーキョー・チェンジ(TEDxTokyoChange)」が4月6日、都内で開催される。

主催者によれば、濃密な時間にするために会議は敢えて小規模にされるという

TEDとは、「より良い社会づくりのために広めるべきアイデアを共有する」をコンセプトに会議を主催しているグループだ。

TEDは、「Technology(テクノロジー)、Entertainment(エンターテイメント)、 Design(デザイン)」の頭文字を表している。

TED主催の会議は84年にはじまり、現在は、カリフォルニア州モントレーで年に1回開催されている。

これまで、ビル・クリントン元米大統領や、オンライン百科事典「Wikipedia」の共同創設者であるジミー・ウェールズといった各界の第一線で活躍する人物がプレゼンテーションとパフォーマンスを繰り広げてきた。

当日は、5日にベルリンで開催されるTEDxChangeの模様を鑑賞するのに加え、日本独自のゲストスピーカーのスピーチを受け、参加者がディスカッションする場が設けられる。ゲストは当日まで非公開となっている。

主催者は、専門家だけでなく、異なるバックグラウンドを持つ者が多く集まることが大切だと考えており、参加には主催者からの承認が必要となっている。当日の模様はUstreamで配信される。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)