ソーシャルメディア上で自分だけのブックリストを作成して、他のユーザーと共有するサービス「booklists.me」が4月4日リリースした。

booklists.meのサイト



開発したのは平均年齢21歳の男性3人グループ。このサービスを開発したのは、「◯◯な本ごとにリストを作り、それを多くの人と共有できたら面白いのではないかと友人に相談したことがきっかけ」と開発者の中川綾太郎さんは話す。

4月4日のリリース開始から、3日間で2万人がサイトを訪問し、1500冊以上の本が登録されている。「新入社員に絶対に読んでもらいたい本」や「起業したばかりのスタートアップ経営者が読む良書」などのリストが作成されている。

中川さんは「自由にこのサービスを使ってほしいです。例えば、友人に向けて『今、貸してほしい本リスト』を公開すれば、ツイッター上で貸し借りのコミュニケーションなどが生まれます」と楽しみ方を話す。

このサービスは中川さんの趣味の一環として立ち上げたものであり、事業性を出す予定はないという。「あったらいいな、を形にしただけなので、このサービスに関しては特に大きな目標があるわけではありません。ただ、ツイッターのおかげで、憧れの人や尊敬する人がどんなことを考えているのか見れるようになりました。このサイトにくれば、憧れの人や尊敬する人の本が見れる、そんな状態にまで出来たらいいなと思っています」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)


booklists.me