業務用音響機器を取り扱うTOA(兵庫県神戸市)は、子どもたちが音楽とダンスをプロのアーテイストと一緒に楽しんで自分を解放する90分の無料体験プログラム「TOA Music Workshop」を5月15日まで全国の小学校に向けて募集する。

(写真提供:TOA株式会社)過去に行われたイベントの様子


「新しい自分、発見」をテーマに、オープニングから体育館の照明を暗くし、打楽器の音で非日常の世界を演出。入場した子どもたちは、いつもと違う体育館の光景に胸を躍らせる。

低学年には、マリンバを中心としたアフリカの打楽器の演奏、高学年には韓国の伝統打楽器であるチャンゴを使用し、学年に応じたプログラムが用意されている。どちらの音楽もテクニックや形にとらわれない自由な振りつけで踊るコンテンポラリーダンスと組み合わせる。当日は、ダンサーの色んなポーズのマネをして身体の動かし方を体験し、ダンスに対する苦手意識や恥ずかしさを払拭して、クライマックスの自由なダンスでは自分を解放することができるのだ。

2005年から始めた同ワークショップでは、今まで一度も体育に参加できなかった男子がステージのダンサーと1対1で楽しそうに踊り始めたり、「そのポーズカッコイイね」の一言が会話のきっかけとなり、今まで話す機会が少なかった子どもたちが90分の体験を終えた後には、ハイタッチして体育館を出て行くという姿も見られたという。

同ワークショップに参加した子どもたちの変化はアンケート結果にも出ており、「苦手な友達と関わろうとするか」との問いに対して体験前は73.8%が体験後には78.6%に増加している。「またやってみたいですか」との問いには84%の生徒が「はい」と答えている。

同社はスピーカーなどを取り扱っており、強みである音を使った社会貢献活動の一環として同ワークショップを行っている。広報室の吉村さんは「多くの学校にこのプログラムを知ってもらうために、今年は全国10か所以上で開催したいと考えています。音楽とダンスを使って他者とのコミュニケーションを図り、自らを表現する喜びと新たな自分を子ども達に発見してほしい」と語る。(オルタナS関西支局特派員=喜多元哉)


「TOA Music Workshop」(http://www.toa.co.jp/news/2012/120404.htm
 締切:5月15日
 対象:全国の小学校



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