佐々木常夫氏×渡邉幸義氏・未来を創るディスカッション『これから私たちにできること~障がい者と関わる家族・ビジネスマンとして~』

障がい者と関わりながら生きる、これからの未来を考える。(左)佐々木常夫氏(右)渡邊幸義氏

■ご案内

オルタナは、創刊以来、環境問題やCSR(企業の社会責任)に特化し取材を続けて参りました。

その中でも重要なテーマの一つとして「障がい者雇用」を掲げ、障がい者・引きこもり・ニート・難民などの雇用に挑戦し続けるアイエスエフネットグループ(渡邉幸義代表)を取材してきました。

アイエスエフネットグループでは、どんなに障がいを持っていても雇用をあきらめず、家族のように、優しく、時には厳しく、彼らの働ける環境を用意し2020年までに障がい者1000人の雇用を掲げています。

一方で、今以上に「障がい」を明言し辛かった十数年前から、家族に障がい者を抱えながらビジネスマンとして、結果を収めてきた佐々木常夫氏。

著書『ビックツリー』では自閉症の息子、自殺未遂を繰り返したうつ病の妻、家族との歴史を赤裸々に綴り、多くの人から反響を呼んでいます。

現代では「障がい者」と言われる人が700万人を超えており、障がいと認定されにくい、発達障がいや軽度のうつなどを加えるとあなたの身近にも必ずいます。

さて、そのような中で、私たちに何ができるでしょうか。本当に障がいは不自由なことでしょうか。どうしたらより障がい者と健常者の壁を越えられるでしょうか。

5月23日、佐々木常夫氏、渡邉幸義代表、そして会場にお越しの皆さんと一緒に考えたいと思います。

【当日プログラム】

第一部 佐々木常夫氏 ご講演『企業経営者として、ビジネスマンとして、当事者が家族にいるものとして』

第二部 佐々木常夫氏と渡邉幸義氏 パネルディスカッション『これから私たちにできること』

【登壇者プロフィール】

●佐々木常夫氏

東レ経営研究所・特別顧問。1944年秋田市生まれ。6歳で父を亡くし、4人兄弟の次男として母の手ひとつで育つ。1969 年東大経済学部卒業、同年東レ㈱に入社。

自閉症の長男に続き、年子の次男、年子の長女が誕生。しばしば問題を起こす長男の世話、加えて、肝臓病とうつ病に罹った妻が43回もの入院と3度の自殺未遂を起こす。

会社では大阪・東京と6度の転勤、破綻会社の再建やさまざまな事業改革など多忙を極めそれに対して全力で取り組む生活。

2001年、東レ同期トップで取締役となり、2003年より東レ経営研究所社長を経て現在は特別顧問を務める。社外業務としては内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も務める。

主な著書そうか、君は課長になったのか。(WAVE出版)「本物の営業マン」の話をしよう(PHPビジネス新書)働く君に贈る25の言葉 (WAVE出版)ビッグツリー(WAVE出版)など

●渡邉幸義氏

㈱アイエスエフネット代表取締役。1963年 静岡県沼津市生まれ。1986年 武蔵工業大学機械工業科卒業後、日本ディジタルイクイップメント(現・日本HP)入社。

2000年1月にITネットワークエンジニアの育成、グローバルITサービスカンパニーである(株)アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。

雇用の創造を会社の大義に掲げ、障がい者をはじめとする就労困難者の雇用に積極的に取り組み、2010年には「雇用創造宣言」を出し、2020年までに1000人の障がい者雇用をすることを宣言している。

主な著書『未来ノート』で道は開ける!(マガジンハウス)社員みんながやさしくなった(かんき出版)社長のメモ(かんき出版)会社は家族、社長は親(PHP研究所)雇用創造革命(ダイヤモンド社)

【日時】2012年5月23日(水) 19:00 ─21:00(開場18:30)

【会場】日本財団ビル2階 大会議室

【住所】東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル

【最寄り駅】地下鉄銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩6分

【参加費】3000円※事前振込み 振込み先 東京三菱UFJ銀行 渋谷明治通支店 (普)3985859 カ)オルタナ※早期割引⇒5月6日申し込み、8日振込完了の方は2000円にさせていただきます。

【申し込み方法】お申し込みは、下記サイトからお申し込みください。

http://goo.gl/8gmBu

【主催】 ㈱オルタナ【協力】㈱アイエスエフネット