今月20日に開始するリオ+20本会合への最終準備会合が15日、最終日を迎えた。しかし、成果文書案で途上国側と先進国側で合意できた内容は4割弱に留まり対立が鮮明となった。



交渉当事者によると、成果文書315項目のうち約37%の116項目しか合意できていない状態という。今回の本会合での主要テーマである「グリーンエコノミー」への理解の違いが起きている。

環境を破壊して経済活動を行ってきた先進国の責任を追求する途上国と、環境保護に配慮しながら経済活動を行うことを勧める先進国の意見は対立し合う。この事態に準備会合は特別に延長され、本会合直前まで協議が続けられる。