就職活動生へ向けた就活支援イベントが6月30日、都内で開催される。登壇するのは、『就活の神さま』(WAVE出版)など大学生キャリアに関する著者を複数執筆している人材コンサルタントの常見陽平氏。主催は、教育・人材育成事業の就活予備校「就活塾」を運営しているキャリアアカデミー(東京・渋谷)。

毎年多くの就活生が会社説明会に訪れる

「いま就活で何がおきているのか」、「キャリアデザインの描き方」、「自分にとっての良い会社の見つけ方」などをテーマに講演する。定員は30人限定で、入場料は無料である。



厚生労働、文部科学両省の調査によると、今春卒業した大学生の、4月1日時点の就職率は93.6%である。前年同期比2.6ポイント上昇、4年ぶりに改善したと発表された。

しかし本調査は、全国の国公私立大62校を抽出し、4770人を対象に実施されているため、全国の大学約780校全体の就職率については、93.6%を大幅に下がると考えられている。

また、三年以内に辞める早期退職や、平成21年度からは就活失敗による若年層による自殺問題も起きて、就活は個人の問題から社会問題へとなっている。激動の就活動向を常見氏はどう分析するのか、注目である。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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