公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団(東京・港)は19日、「第19回コカ・コーラ環境教育賞」に15団体を選出した。

廃校だった雨煙別小学校を、環境教育など行う宿泊可能な施設として再生した「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」

同賞は、ボランティア活動の助成・支援を通して、環境教育・環境保全活動を促進することを目的に1994年に設立され、これまでに、164団体に対し、総額で2270万円の支援を行なってきた。

19回目の開催となった今年は、185団体から応募があり、「活動表彰部門」に10団体、「次世代支援部門」に5団体が選ばれた。

15団体は8月に、「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」(北海道・夕張)で開催される「コカ・コーラ環境フォーラム」に参加。最終選考のためのプレゼンテーションを実施する。

今回は、活動助成金として「活動表彰部門」の大賞に50万円、ほかの組には優秀賞として10万円、「次世代支援部門」では、それぞれに100万円と30万円が贈呈される。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)