バングラデシュやネパールで児童労働問題の支援に取り組む、国際NGO シャプラニールが、「言葉を使わない」児童労働防止をテーマにした、ポスター・デザインを一般公募するコンテストを開催する。

ネパールでは子ども4人に1人が働いていると言われている。同団体では子どもたちの支援を行っている。



約20人に1人の子どもが労働に従事しているバングラデシュなどを始めとする地域では、子どもだけでなく
子どもの親、子どもを雇う雇用主、そして広く市民のなかで、「児童労働」について啓発が進んでいない状況がある。

また同じような地域では必ずしも識字率も高くない。
そのために言葉を使わない、イラストや写真で伝わるようなデザインが必要となってくる。
よりオシャレなそうしたデザインは途上国の啓発だけでなく、日本国内で児童労働防止を伝えることにも効果がありそうだ。

このコンテストは、主催するNGOシャプラニール設立40周年記念のイベントの企画の1つ。
コンテスト優秀作品は、同団体の記念イベント「Shaplaneer Festival(シャプラニール フェスティバル)」内で表彰される予定だ。
(オルタナS編集部=河合和香)

応募締め切りは2012年9月25日
応募要項や問い合わせはhttp://www.shaplaneer.org/40th/contest.html

コンテストの審査員は以下の5名(50音順・敬称略)

岩附由香
(特定非営利活動法人ACE 代表)
永井一史
(株式会社HAKUHODO DESIGN/アートディレクター)
中田豊一
(参加型開発研究所、(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 代表理事)
福井崇人
(株式会社電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表/クリーティブディレクター)
福澤郁文
(株式会社デザインFF代表)

国際協力NGOシャプラニール