企業と生活者が、アイデアを介してつながるウェブ上プラットホーム「Blabo!(ブラボ)」が7月19日、オープンする。ブラボでは、複数のプロジェクトのテーマや課題が掲載されており、ユーザーは興味があるプロジェクトへアイデアを提供できる。アイデアを出した人と対話することも可能である。

ユーザーからヒントとなるアイデアを集められる


2010年4月にβ版が公開され、アサヒビールやガリバーインターナショナル、リクルートなど10社以上の共創プロジェクトを生み出してきた。ガリバーインターナショナルが東日本大震災の復興支援として行った「これからの中古車」の価値を共創するプロジェクトでは、200台の中古車をブラボを通じて東北へ送った。

もともと企業向けであったが、今月19日のオープンでは、企業以外にも、NGOやスタートアップ、個人など誰でもプロジェクトを集められる仕組みとなる。生活者、企業、NPOの垣根を超えたタッグプロジェクトを誕生させることが狙いである。

ブラボを運営するBlabo!(東京・渋谷)代表取締役坂田直樹さん(29)は、「フェイスブックやツイッターでつながっている人とは距離が近いので、割と同じ思考の人が多いが、ここではまったく関係のなかった人からのアイデアを集めることができる。今までまったく気づかなかった視点を得ることができる」と話す。(オルタナS副編集長=池田真隆)


Blabo!