福島を感じ考えるスタディーツアーが「スタ☆ふく」がこの夏開催される。このスタディーツアーを企画するのは福島大学の学生が中心となって結成された全国学生ネットワーク(JASP)で、今年8月9月に漁業・観光・農業の3つのテーマに分けてツアーが組まれている。

福島を世界で一番楽しい場所にすることを目指す主催団体JASP


第一弾は「漁業・水産業」をテーマに福島県いわき市で開催。このツアーでは参加者と地元の方との交流を大切にしており、当日にはいわき市にある缶詰工場の見学や地元漁師さんとの交流、実際に漁船に乗っての漁の見学も予定されている。

企画代表の吉田哲朗さん(福島大・3年)は、「福島が抱えているさまざまな事情があり、いろいろな福島がある。それを同世代の若者に知ってほしいし、実際に経験してほしい。そこから生まれるものがきっとあるはず」と話す。(オルタナS企画局長=板里彩乃)


以下詳細

<漁業・水産業ツアー>
日時:8月18日~19日
場所:福島県いわき市
旅行代金(新宿発):19,900円
旅行代金(現地発):17,600円
出発地     :新宿駅、いわき駅
申し込み締め切り:7月31日(火)
※最少施行人数30名となります。

*1日目
いわき(10:30集合)==
【昼食・講話】タウンモール・リスポ「行政から見るいわきの水産・漁業」
【講話・体験】タウンモール・リスポ、漁師さんの体験談と漁船体験「海上から見て感じる津波と原発事故」※雨天時、ロープワーク講習(変更の可能性あり)
【宿泊・夕飯・交流会】いわき湯本温泉「古滝屋」。夕飯は復興夕食のデリバリー
*2日目
【朝食】いわき湯本温泉
【見学】薄磯海岸「津波被害と瓦礫の様子を見学」
【見学】丸貞蒲鉾・被災から立ち上がるかまぼこ工場
【講話・昼食】福仙和風レストラン「前を向く鰹節製造業の方のお話」、お昼
【講話】いわき・ら・ら・ミュウ「企業から見るいわきの産業復興」「福島の漁業を考えるワークショップ」、ショッピング
新宿駅付近(21:00頃)

申し込み、観光・農業ツアーの詳細
http://ftabi.fkk21.com/study.html
全国学生ネットワーク(JASP)
http://watalucky.com/jasp/