学生団体CASE(ケース)学生環境サミットは9月1日から9月7日にかけて地域活性化と環境保全を両立するアイデアを学生が提言するイベントを日本全国の大学生を参加対象に開催する。

実際に自然を体験し、そこから見える課題を議論する


同イベントは今年で5回目となり、「洞窟に秘められた生命資源(たから)を守れ~ワイズユース~を目指して」をテーマに日本のラムサール条約登録湿地のひとつである山口県秋吉台周辺を会場とする。学生が対象地域の自然を実際に体験し、そこから見える課題を学生目線で考え、改善案を地域の方々に提言し実現を目指すのが狙いだ。

秋吉台は日本三大鍾乳洞など美しい自然が残る観光地として全国的にも有名である。しかし、その反面では観光客や地元住民によるゴミの不法投棄が問題となっている。蓄積されたゴミは、汚水となり秋吉台の地下水系に流れ洞窟内の生息する貴重な生物たちの生活を脅かそうとしている。これらの問題を学生と地域の人が一緒になり考えることで新たな環境保全の道を創造できると考えている。

CASE(ケース)学生環境サミット実行委員委員長の坪井亜里沙(日本大学2年)は今回のイベントに関して語った。「私は、大きな責任を背負ったことがなく今回委員長を任せられ、光栄に思っている反面、心配事もたくさんあります。しかし、スタッフの支えと開催地の方々からの温かさ、参加者の熱意等皆様に支えられています。私は、その期待に応えられるように今まで以上のイベントにしたいです。」

同イベントは普段関わることのない全国の大学生と交流を深めることができる点も魅力的である。学生同士の出会い・学生と地域の方々の出会いはそれぞれにとって価値観の変化や新たな知識の獲得に繋がるとはずだ。(オルタナS特派員=稲葉


以下イベント概略
日程2012年9/1~7
9/1 開会式 ガイダンス 学生交流会 地元の方と交流 夜はバーベキュー
9/2,3 フィールドワーク
9/4,5 グループごとにプレゼン準備
9/6 プレゼン大会
9/7 解散

参加費:25000円(交通費は別とする)
対象: 全国の大学生
場所:山口県美祢市秋吉台周辺地域
参加人数:60人程度を予定
お申込みはこちら:
https://docs.google.com/spreadsheet/embeddedform?formkey=dDlyemJxcW80WFRMWWdPWXMycWZyeVE6MQ
お問い合わせ先:(担当:坪井)
case5_akiyoshidai@yahoo.co.jp
*参加人数は予定人数に達し次第締め切らせていただきます
*現地集合・現地解散となります
*途中参加:途中抜け大丈夫です
Facebook
Twitter:@case_akiyoshidai
HP:http://www.case-st-summit.com/