飢餓撲滅へ向けて「はじめの一歩を踏み出そう」と企画されたイベントが10月、開催される。ワールド・ビジョン・ジャパン・ユースボランティアによる「SKIPMEAL2012~みんなでつくろう空腹のない世界~」だ。

コンセプトは、「食べない」のではなく、「食べられない」ということを体験すること。イベント内では、参加者全員で昼食を抜き「飢餓体験」を行う。昼食を抜くことで浮いた分のお金を寄付し、「学び」を「貢献」へとつなげることを目指す。

飢餓の現状を考える。


「4秒に1人」

今、この記事を開いて、ここまでで何秒が経っただろうか。世界では、年間760万人。4秒に1人の子どもが貧困により命を落としている。この数秒間の間にも、世界では貧しさと餓えに苦しみ命を落としていく子供たちがいる。

国連世界食糧計画が発表しているデータによれば、いまだに世界で7人に1人、9億2500万人もの人々が飢餓で苦しんでいる。その一方で、同機関のデータによれば、世界では全ての人に充分な量の食料があることがわかっている。

同イベントに参加して、飢餓撲滅への一歩を踏み出してみてはどうだろうか。(寄稿・ワールド・ビジョン・ジャパン・ユースボランティア)


以下詳細

主催:特定非営利法人ワールド・ビジョン・ジャパン
日時:2012年10月8日(月・祝)11時~18時
場所:国立オリンピックセンター 国際交流等レセプションホール
地図:http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
企画・運営:ワールド・ビジョン・ジャパン・ユースボランティア
申し込み方法:
イベントページリンク www.worldvision.jp/involve/skipmeal2012/(9/6公開予定)