社団法人国際せきずい損傷リハビリテーション協会 (Re-SCI)は、18日、東京国際交流館・国際交流会議場で、「KNOW NO LIMIT2012」というイベントを主催する。KNOW NO LIMIT2012という題には、「回復に限界はない」という意味が込められている。

KNOW NO LIMIT2012の開催PVの一場面


当日は、「二度と歩くことはできない」と宣告されながらトップアスリート顔負けの努力を続け歩行を取り戻した脊髄損傷者が登場する。医療費削減が原因で十分にリハビリテーションを受けられない現状に対して、脊髄損傷者の社会復帰にどれほど長期的なリハビリテーションが必要であるかを強く訴える。

第6回目となる今年は、オリンピックイヤーにちなみ、”RECOVERIC”(社会復帰の祭典)という造語を作り、歩行披露に加えて、講演をはじめ脊髄損傷者が社会復帰するために必要な情報を発信できるさまざまなコンテンツを用意している。

「白い車椅子:Felicita」や「バリアフリーウエディングドレス」を見ることができたり、「バリアフリーウエディングサポート」の相談を受け付けるブースも出展される。(今一生)


KNOW NO LIMIT2012