メガバンクで経営企画を担当している銀行マン・南雲岳彦さんは、サラリーマンの傍ら、自閉症をはじめとする発達障がい児をもつお父さんたちのランニングネットワーク「Run4u(ランフォーユー)」を主宰している。

Run 4 uの公式サイトのトップページ


親子で走ることを通じて健康を維持すると同時に、障がいに対する理解と支援を求めるメッセージつきTシャツ(通称「幸せの黄色いTシャツ」)を着てみんなでマラソン大会に出場し、障がいのあるなしに関係なく共に生きられる社会の実現を目指している。

発達障がいの関係者とランナーの両方と繋がりつつムーブメントを起こしていこうとする父親たち自身が、プロボノによって運営している非営利の活動団体だ。

現在、ランフォーユーには日本全国、そしてアメリカ、オランダ、シンガポールなどの海外も含め、200人を超えるメンバーが所属し、障がいのある子どもを持つ両親のみならず、趣旨に賛同したランニング愛好者や学生まで、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が交流するプラットフォームとなっているという。

去る10月22日には障害を持つ人と一緒に走る全国的なイベント「タートルマラソン」にも、約40名の親子を連れ立って参加した。Facebookにも専用ページが設けられ、当事者親子による参加が呼びかけられている。(今一生)


Run 4 u