制作したのは、2012年5月に設立した学生ベンチャーのCampus(京都府・京都市・代表國重侑輝)。有給・無給スタッフ合わせて約70人の学生たちが関わっている。

このアクティボには、5人の学生が運営に参加している。学生の感覚を生かして、同世代が知りたいボランティア情報を集める。

例えば、ボランティアをしたことがない学生には、検索画面で「友達が増える」や「初心者歓迎」などで検索してほしいそうだ。すると、その趣旨に合った情報が出てくる。他にも、「テンション高め」や「1年生・2年生が多い」などの検索もあり、自分に適した情報が見つけやすい。

ボランティア経験者へのインタビューコンテンツには、東南アジアなどを拠点に活動するフォトジャーナリストの安田菜津紀さんら3人が掲載されている。安田さんは、「自分以外にも守りたい人たちがいると、これほどまでに強くなれる」とボランティア経験を通して実感したそうだ。

1 2 3