先月8日〜10日にかけておこなわれた、「Startup Weekend tokyo2013Feb」。Startup Weekend(スタートアップウィークエンド)とは、世界140ヶ国で、900回以上行われている、金曜日の夜から日曜日にかけて54時間で起業にチャレンジするイベントです。
前回のスタートアップウィークエンド東京優勝チームである「SENSEINOTE」の記事はオルタナSでも掲載しています(「senseinote」 世界投票バトルに挑戦!)
具体的には、1日目でシュミレーションゲームや、考えてるアイデアを1分で発表する時間があります。発表後、アイデアに投票し、上位のいくつかのアイディアを採用し、形にしたいアイデアを持つ人のもとに集まりチームを組みます。
2日目、3日目は、ビジネスの構築。アイデアを深め、形にしながら、プレゼンの準備もすすめていきます。開催期間中には、メンターと呼ばれる相談役がいるので、煮詰まった時には相談することも可能です。そして、最後にプレゼン発表し、優勝チームを決めるという流れの3日間。
今回のイベントでは、12チームがビジネスモデル、サービスを発表。優勝したのは「Cookmatch」というサービスでした。
「Cookmatch」は、旅行客と地元の人をその土地の料理ででつなぐ料理体験マッチングサービス。ローカルな料理体験を通じて、その土地でしか味わえない旅行にすることができます。
レストランやホテルなどでは、十分な体験ができなと思ったことから、地元の家庭料理が食べたり、旅行者一人ひとりが違う体験をする。そんなユニークな旅行体験を提供できるサービスアイデアでした。「Cookmatch」は、これから実際にローンチに向けて進めていくとのこと。
スタートアップウィークエンドのように3日間しっかりとプログラムが組まれたイベントはなかなかないと思います。次回のスタートアップウィークエンド東京は、5月開催予定です。もし起業やウェブサービス開発に関心のある方は参加してみてはいかがでしょうか。(オルタナS編集部員=佐藤慶一)
【イベントのツイートまとめ】
http://togetter.com/li/452634
http://togetter.com/li/453666
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