心が喜ぶ働き方を——TABLE FOR TWO 田澤玲子

TABLE FOR TWOには、「気軽に社会貢献とメタボ予防ができる」という一石二鳥のコンセプトに共感し、面白いことを一緒にしたいという人たちが集まってきます。

そして、お互いのクリエイティブな発想が化学反応となり、新たなプロジェクトが生まれるときに、得も言われない喜びを感じます。

一人ひとりの力が集まることで、大きなうねりとなり、これまで約550団体が参加し、5年半で1,968万食の給食をアフリカの子どもたちに送ってきました。

たとえば、TABLE FOR TWOにはTFT-UAという学生団体があり、全国の130超の大学の1,500人の大学生が、大学の食堂や学園祭やイベントなどでTFTを広めています。

失ったものと言えば、人から見ると日々忙しそうでゆっくりする時間がないのでは、と思われるかもしれません。

しかし、私自身は失ったものは何もなく、逆に得たものしかないというのが本音です。ただし、NPOは少人数で大きなインパクトを生み出さなければならないため、自分が何をしてどのような貢献ができるのかを常に考え、行動しています。

一度きりの人生。いつも自分の心の声に耳を傾けて、これからも心が喜ぶことを続けていきたいです。（寄稿・特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International 田澤玲子）

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