舞台は、10メートル×２メートルの廊下と６メートル×4.5メートルの待合室。外来患者は多いのか、子供が多いか高齢者が多いか、どんな人が働いているか、といった状況を応募者それぞれが自由に想定し、自分のアイディアを形にしていく。
評価対象は単にワクワクするアイディアを形にした作品だけではなく、環境改善への効果、安全面への信頼、コスト面への配慮、患者さんや職員さんへの配慮、などといった「実現可能性」も考慮した作品を総合的に評価する。
エントリー期間は４月30日の17時まで。書類提出期間は５月13日の17時まで。この機会をきっかけに、私たちの生活と深い関わりのある病院や医療福祉施設の現場に想いを馳せて考えてみようと思う。（オルタナS関西支局特派員＝中川なつみ）
病院×Artプロジェクト
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病院・医療福祉施設で、アートによる総合的な療養環境の改善に取り組んでいる京都発の団体。療養環境の改善により、病院を豊かな人生の時間の一部として過ごしてもらい、鬱々とした気持ちになってしまう現状を解決し、同時に患者の免疫力の向上を目指しています。
また、病院でのアートの普及のために、アートによる患者への心理的変容など、アートの効果・役割の検証も行っています。
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