夫婦で世界一周をした本間夫妻。著書『ソーシャルトラベル』(ユーキャン・自由国民社)でも知られるお二人に、「結婚生活」について伺いました。

結婚生活本間夫妻(大森)

二年間の旅で、「ほとんど喧嘩しなかった」と言う二人。日本での生活と違い、毎日一緒に行動する旅では、「夫婦というよりは、一緒に冒険するパートナーだった」と話します。旅では、「相手の細かいところまで見えて、どんどん知らない人に出会っていく感覚」と言い、「それが凄く面白かった」と語る美和さん。

普段の生活でも、あえて役割分担していないと、勇輝さんは言います。「ルールを決めると、やって当たり前になる。でも決めなければ、やってくれてありがとうになる」。結婚当初から意識してきたことの一つだそうです。

「人は飽きるもの。命あるものは劣化していく」と話す美和さんは、「それを認識することが大事」と言い、「『結婚式で誓い合った愛』にいつまでも執着していては、相手に飽きられたり感情が慣れてしまうのは当然」と続けます。

「夫婦間に問題があるのではなく、全ては自分次第」。相手を飽きさせるのも、惚れさせていくのも、「自分次第」ということ。「良い意味で変化していくことが大切」と語る二人は、「『あ、素敵だな』と思わせる横顔を相手に見せていきたい」と言います。

「夫婦になったから共に生きるんじゃなくて、一生共に生きる人と夫婦になった」と語る勇輝さん。お互いを尊重しながら話す姿は、「違い」を受け入れ、それすらも楽しんでいるようでした。(オルタナS編集部員=大森清香)

ソーシャルトラベル 旅ときどき社会貢献 (ユーキャン・自由国民社)
著者 本間勇輝、本間美和
税込み 1470円
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