未来を率いる人を育てるため、リクルートキャリアでは大学生・大学院生などを対象に海外インターンシッププログラム「GLIP」を実施する。同プログラムは、渡航前に国内での事前研修、ベトナム・ホーチミンの現地企業での約2週間限定の就業体験、渡航後の事後研修の3部構成になっている。参加する学生の往復航空運賃や宿泊費は同社が負担する。

リクルートが主体となったベトナムでの海外インターンシップの取り組みとしては初だ。同プログラムの運営を担当する同社広報担当の合田知佳さんは、「弊社では50年ほど個人のキャリア支援や企業の採用支援をしてきたが、企業が求める人材へのニーズが変わってきた。特にリーマンショック以降、企業のグローバル展開が進むにつれてその変化は顕著で、国内外問わず通用する人材が強く求められている」と話す。

経済成長しているベトナムには、日本法人も多数進出している。日本人がビジネスリーダーになるために修行する場所としては、相性の良い土地だ。今回受け入れる企業は約20社程度で、IT、電機、金融、広告など多岐にわたる。中には、日本人経営者が立ち上げた企業もある。

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