同キャンペーンで寄付対象商品を展開するのは、全国9900ほどの店舗で脂質ゼロのヘルシーフルーツグミを販売するファミリーマートや、ハロウィンの季節に合った、かぼちゃとレシピ付きセットを販売するオイシックスなどだ。参加企業・団体数は合計で600以上に及ぶ。
今回は、東日本大震災で土地の8割が流され、12人に1人がなくなった宮城県牡鹿郡女川町の企業も参加する。蒲鉾本舗高政では、かまぼこの詰め合わせセットを販売し、女川 お魚いちば 寿司・鮮魚おかせいは、女川で水揚げされた新鮮な魚介類を盛り付けた海鮮丼を販売する。
キャンペーン開始に先駆け、13日には、全国120大学1100人の学生が各大学の食堂に集まり、正午に一斉に「いただきます」を発するイベントも行われる。テーマは、「日本の食文化を見直そう」だ。
背景には、ユネスコが日本食文化を無形文化遺産登録として検討していることがある。当日は、インターネット動画で各地をつなぎ、学生同士で食自慢や活動の報告も行われる。